成佛寺（じょうぶつじ）

大分県国東市に佇む成佛寺は、奥の院に龍を封じ込めた伝説で知られる古刹。
修正鬼会の舞台としても有名で、歴史と文化が息づく神聖な場所です。
日本の伝統と信仰を感じる成佛寺への訪問をおすすめします。

【成佛寺の由来】
奥の院に龍を封じ込めたという伝説で知られる成佛寺は、国東市国東町に位置します。
成佛寺は、六郷満山霊場29番札所としても知られ、開基は養老2年と伝えられています。

【修正鬼会の舞台】
成佛寺は国東半島の代表的な火祭り「修正鬼会」の舞台としても有名です。
この奇祭は、西暦の偶数年の旧正月5日に行われ、僧侶が鬼に扮して催されます。
修正鬼会は岩戸寺と隔年で行われ、国東の伝統と信仰を象徴する重要な行事です。

【伝説と歴史の融合】
成佛寺の名前の由来となった龍伝説や、修正鬼会の歴史が寺院の風格を彩ります。
寺院周辺には古刹ならではの趣深い雰囲気が漂い、訪れる人々を魅了します。

【山門の仁王像】
山門に通じる石段の両脇には、2対の仁王像が立っています。
国東半島ではこの成佛寺だけが、2対の仁王像を有する貴重な存在です。

【国東の宝】
成佛寺は国東半島の宝として、歴史と伝統を受け継ぎながら今もその存在感を放っています。
訪れる人々に、日本の古き良き風習と美を体感して欲しいと願います。

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