大分の“いいもの”をプレゼントしよう!逸品がそろうお店「Oita Made(オオイタメイド)」

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お誕生日プレゼントや差し入れ、お祝いの日や感謝を伝える日…。人に贈り物をするときって、みなさんはどこでお買い物をしますか?今はなんでもネットで調べて買うことができますが、やっぱり、実物を見て贈る相手を想いながら選ぶ時間も楽しいものですよね。

そんな時間をより有意義にしてくれる場所が、大分駅のすぐそばにあるんです。

Oita Madeってどんなところ?

今回訪れたのは大分駅から徒歩約6分の「Oita Made Shop 赤レンガ本店」。大分ではおなじみのデパート「トキハ(ときわ)本店」の隣にあるあの赤いレンガの建物です。

赤レンガが特徴的な外観。(OitaMadeよりご提供)

実はこの赤レンガ館、東京駅を手がけた辰野金吾(たつのきんご)氏が1913年に設計したものなんです。まさに時代を象徴する大分のランドマークですね。

「あれ?ここ大分銀行じゃなかった?」と思う大分人もたくさんいらっしゃるでしょう。そう、かつては銀行として使用されていました。そして2018年に大分の「いいもの」を幅広いジャンルで取り扱う、ライフスタイルショップとして生まれ変わったんです。

店内の様子。(OitaMadeよりご提供)

店内は銀行としての趣きを残しつつ、オープン時にリニューアルしたことで、随所に「古き良き」ものが見られる造りとなっています。

選りすぐりの逸品が並ぶ店内

県内の有名どころはもちろんのこと、中には埋もれてしまっている「いいもの」を作る生産者の方たちと真摯に向き合っているOita Made。時には別の作り手とつなぐことで、さらに「いいもの」を生みだす取り組みをしているそうです。

魅力たっぷりの商品(筆者撮影)

まるくて柔らかな印象の日田杉テーブルには、厳選された商品がズラリ。中には試食や使い心地を試せるものも多く、「これなんだろう?」と思ったら、スタッフさんが丁寧に商品の説明をしてくれます。

大分の「いいもの」を見て、触れて、食べて、香って、聞く。まさに五感を使って大分を知ることができる場所なんです。

プレゼントにおすすめ!作り手の想いあふれる品々をご紹介

数ある商品の中から、プレゼントやちょっとした贈り物としておすすめのものを以下にご紹介していきましょう。

感性も機能性もあわせ持つアクセサリー

リトルアトリエスイッチの「ざんしちゃんブローチ」

世界にひとつだけの「ざんしちゃん」(筆者撮影)

流れるような横目で、温かみを持ちながら存在感のある不思議なブローチ「ざんしちゃん」。

素材となっているのは、織物を作るときに残った糸。障がいのある方たちを支援する、就労支援事業所で大量に破棄されることから生まれたんだそうです。残った糸に同じものはないため、ひとつひとつ髪型から表情まで全て違うんですよ。

デザインやパッケージにもいろんな人が関わってできた、あたたかみがあると同時に新しさを感じるアクセサリーです。

AMA RE「ネクタイピン」

色味もかわいいネクタイピン(筆者撮影)

「アップサイクル」という言葉をご存知ですか?廃棄されてしまう素材を、クリエイティブなアイデアによって新しく生まれ変わらせ、付加価値をつけるという方法なんです。今でこそSDGsという言葉が浸透してきましたが、何年も前から未来を考え走ってきた企業と言えるでしょう。

こちらのネクタイピンは、ウェットスーツの素材を活かして作られています。色や形もさまざまで、主張しすぎないおしゃれさが良いですね。カジュアルにもフォーマルにも、場面に合わせて使えそうです。

体が喜ぶ、見た目もかわいい、お酢パワー

いちごビネガー

映える見た目もおすすめポイント(OitaMadeよりご提供)

いちごのような見た目にきゅん。ぱっと輝く赤い色と、ボトルキャップ部分の緑が特徴的ないちごビネガーです。大分が誇る「ベリーツ」が使用されているんですよ。

作っているのは、由布市庄内町室小野地区の農家さんたちで構成される「むろおの会」。いちごの栽培からビネガーの製造まですべてを担っています。

炭酸水やお酒と割るも良し、ヨーグルトにかけるも良し、お酢の使い方は無限大。かわいいもの好きなあの人に贈るのはいかが?

手作りピクルス

3本や6本のセット販売も(OitaMadeよりご提供)

湯布院にある高級旅館「草庵秋桜」。旅館で振る舞われる料理に添えられているのは、地元大分の厳選された野菜やフルーツのピクルスです。丁寧に手作りされた彩り豊かなピクルスは、県外からの注文も殺到するほどの人気なんだとか。

取材に伺ったときには桃のピクルスもあり、その種類の多さは「ピクルス」という概念をかるーく超えていきます。フルーツピクルスは季節ごとに変わるそうなので、お店へ行くたびに新たなピクルスと出会えるという楽しみがありますね。

高級旅館の季節の味。お料理好きなあの人が好きかもしれないですよ。

納得の使い心地。ブルーが映えるナチュラル系石けん

純米吟醸酒粕石けん「TAKAKIYA BLUE」

パッケージもおしゃれな石けん(OitaMadeよりご提供)

1889年から創業している豊後大野市の浜嶋酒造。シンボルとも言える「鷹来屋 五代目 純米吟醸」は、深く澄んだ青い瓶が特徴的です。その色味を天然色素アクアマリンで表現し、酒造の過程でできる酒粕を取り入れることで、美容成分たっぷりの自然派石けんができました。

作っているのは天然由来の成分にこだわる阿蘇高森のLadybug。肌の弱い人でも気軽に使えるということで、全国的にも人気があります。

鷹来屋の青が美しいマーブル模様を描き、だれでも安心して使える石けん。女性はもちろん、よく手を洗い肌を痛めやすい時代だからこそ、いろんな人に使ってほしい商品ですね。

県外の友人に贈ろう!カスタマイズもできちゃうギフトセット

シーンに合わせてさまざまなギフトセットがつくれます(筆者撮影)

Oita Madeでは、県内外への発送も行っているとのこと。あれもいいな、これも贈りたいな、と迷った時には、ギフトBox(税込330円)に大分の魅力をつめこんじゃいましょう。

自分でオリジナルのギフトセットを作ることもできますし、何を選んだら良いかわからない時にはスタッフさんがアドバイスしてくれますよ。

さいごに

眺めていると自分へのご褒美にもほしくなっちゃう(筆者撮影)

大切なあの人に贈るプレゼントだからこそ、作り手が丹精込めて作った逸品を。

プレゼントにも、ちょっとした手土産にも、なんなら自分用にも、いろんなシーンで活用できるお店でした。お店で選ぶことで自分自身も大分を再発見し、もらった相手も大分の魅力をより深く知ることになるでしょう。

Oita Made Shopには、他にも紹介しきれなかった愛のあふれる商品がたくさんあります。あなたが知らない大分の「いいもの」がここに。ぜひ一度、足を運んでみてくださいね!

この記事を書いたライター

ハシモトモエコ

ライターの「ハシモトモエコ」です。沖縄出身、大分在住のフリーライター。美味しいものや素朴だけど味わい深い「いいもの」を探すのが好き。2児の母としての目線も加えながら、多方面で記事を書く。

noteはこちら> https://note.com/osakebook

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