大分の学生や学生団体を紹介する特集記事「Tsubomi(つぼみ)」第1弾
地域活性化団体R Rの山田が、前途有望で将来花開くだろう大分の学生や学生団体の活動を紹介する特集記事「Tsubomi(つぼみ)」、記念すべき1回目のレポートは、A P U(立命館アジア太平洋大学、別府市)の学生サークル「ECOS(イコース)」です。今回は2020年12月2日(水)に代表のJacob(ジェイコブ、APU4回生)さんとAri(アリ、APU3回生)さんにオンラインでインタビュー取材しました!!
「ECOS」とは、どんなサークルですか?
ECOSは名前から想像できるとおり、環境について考えるサークルです。環境と開発フィールドに興味を持っている学生のプラットフォームになりたいという思いと、サステナブル(持続可能)なライフスタイルや環境問題を多くの人々に知ってもらいたいという信念を持って活動をしています。
具体的な活動について教えてください
地元農家さんと川の清掃活動
活動内容は、まず1ヶ月に1回、川を清掃しています。地元の農家の方々と共同で取り組み、より綺麗な川を目指してゴミ拾いをしています。中でも、近年のホタルの減少は深刻で、生物保護の観点からも大切な活動であると思っています。
小中学生や高校生と海の清掃活動
また、小中学生や高校生と一緒に、海の清掃もしています。本来の砂浜がある関の江海岸や砂湯のある上人ヶ浜など、貴重な海を守っていくとともに、魚が食べると死んでしまうマイクロプラスチックをはじめとした有害物の収集にも取り組んでいます。
APUの学内でイベント「ECO WEEK」
さらに、年に1回、ECO WEEKというイベントも開催しています。ECO WEEKはワークショップや環境に関する映画の上映、クッキング・デーなど多様なイベントが満載のエコ週間です。APUの学内で開催するのですが、毎年多くの学生が参加してくれます。
普段はあまり環境について考えない人もこういったイベントには関心を持ってくれるため、環境に興味をもつきっかけになればと思っています。一般の方も若者からご年配の方まで参加をしていただけるため、地元の方との交流の場にもなります。
天空祭(APUの学園祭)でも同様の活動しています。天空祭では、それに加えてECO BOXとよばれるエコバックがもらえる箱の設置や自分たちで作ったオーガニック石鹸などの環境に優しい商品の販売も行っています。
毎週日曜日の畑作業
また、毎週日曜日、畑で作業を行っています。地元の方が所有する畑を借りて、野菜の栽培を行い、天空祭などで配っています。喜んでくれる方の姿をみると、とてもやりがいを感じます。
今後やってみたいことや将来展望をおしえてください
新たに春木川の公園の開発事業を始めました。まだ、内容は検討段階ですが、別府らしい、より良い環境の公園づくりを目指して、これから事業を進めていく予定です。また、環境だけでなく、LGBTトイレの設置にも取り組んでいきたいと思っています。ひとえに「環境」といっても、自然に関するものだけではなく、障がい者の住みやすい環境も改善していきたいと考えています。
LGBTとは、女性同性愛者(Lesbian)、男性同性愛者(Gay)、男女問わず両性愛者(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の各単語の頭文字を組み合わせた表現である。
出典:ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/LGBT
最後に閲覧ユーザーへのメッセージ
これからもECOSは積極的に活動を行い、地域や環境問題に貢献していきます。また、APUだけでなく、多くの人に活動に参加してほしいと思っていますので、興味がある方は気軽に連絡してもらえればと思います‼︎
RR山田のつぶやき
第1回目の記事でしたが、取材から執筆までスムーズに進めることができました。環境問題と言っても地球温暖化とビニール袋削減くらいしか思いつきませんでしたが、こんなにも身近にあることに気づきました。また、畑の作業やECO WEEKには積極的に参加してみようと思いました。
特集記事「Tsubomi(つぼみ)」は、第2弾、第3弾を準備中です。学生や学生団体を応援する意味でもこの記事をシェア・拡散していただけるとありがたいです。これからもよろしくお願いいたします!
地域活性化団体RRは大分県を魅力的な街にすることを目的に、学生が力で運営している任意団体です。別府大学、APU、大分大学の学生で組織され、主な事業は映像制作や事業者の運営支援、情報発信です。
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