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本宮神社(大分市)

神社仏閣

大分市

上判田 本宮社

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本宮神社は、本宮山の山頂に位置する神社です。
西寒多神社と本宮神社は、離れた場所にある別の神社のように思われますが、神社としては、本宮神社は西寒多神社の奥宮とされます。

西寒多神社は、神功皇后が三韓征伐の帰途、西寒多山(現在の本宮山)に白旗を立てて山々の眺望を楽しんだことに始まります。
その後、応神天皇の時代には武内宿禰が勅命を受けて宮殿を建立し、7世紀には藤原鎌足が百済救援の途上で西寒多神社に参拝しました。

つまり、西寒多神社は神功皇后の白旗を起源とする由緒ある神社であり、本宮神社はその白旗を立てた場所に建立された神社ということになります。

西寒多神社は、歴史と伝統のある神社としても、樹齢450年を超える藤の木がある神社としても、大分県民にはよく知られた神社です。
しかし、本宮神社と西寒多神社との関係性を存在をご存知でしたでしょうか?

神功皇后は、天照大御神の権威を象徴する存在ともいわれています。
そんな神功皇后でさえも、白旗をたてて楽しんだ眺望に悠久の想いを馳せながら、現在の大分市を望める本宮山まで、参拝がてらハイキングしてみてはいかがでしょうか?

アクセス
安田駐車場から100mほどコンクリート道を登り、山道へ。
しばらく人工林のなかを登ると、本宮社の鳥居が現れる。
森厳な境内は、大分市名木保存条例の指定樹林となっている。
本宮社のそばには「石峰殿」と呼ばれる高さ約10mの巨石群があり、磐座として祀られている。
この巨石群は古代の祭祀の跡とも言われる。
本宮社から少し勾配のあるコンクリート道を登ると、山頂まであと少し。
山頂には地元の有志が設置した展望台があり、大分市街を見渡せる。
下りは、コンクリート道から「平原口・御旅所登り口」の標識に従って山道へ。
しばらく下ると西寒多神社との分岐点があり、「平原口」方向へ下ると林道に出る。
林道を南に下ると安田駐車場へ戻る。
※所要時間往復約1時間30分

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