大嶽山 神宮寺|国東半島・修正鬼会の焼け仏が伝わる古刹

青々とした苔に覆われた石段と、修正鬼会(しゅじょうおにえ)の炎をくぐった「焼け仏」――。大分県国東市国東町横手にある大嶽山 神宮寺(じんぐうじ)は、歴史と自然が静かに溶け合う古刹です。

目次

神宮寺とは

神宮寺は、宇佐・国東エリアで唯一「神宮寺」の名を持つ寺院です。寺伝によれば仁聞菩薩によって開かれ、開山以来1300年ともいわれる歴史を重ねてきました。宇佐神宮との深いつながりを持ち、国東半島の山岳仏教「六郷満山」の霊場のひとつとして位置づけられています。境内には六所権現(ろくしょごんげん)へと続く石段があり、苔むした参道が訪れる人を迎えます。

大嶽山神宮寺の本堂。石垣と石段の上に建つ瓦屋根の堂
石垣の上にたたずむ神宮寺の本堂

修正鬼会と「焼け仏」

神宮寺には、火祭り「修正鬼会」の際に講堂が炎上した折、焼けながらも残ったと伝わる「焼け仏」8体が伝えられています。修正鬼会は、旧暦正月に国東半島の寺院で営まれてきた火祭りで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。炎をくぐり抜けた仏像は、長い信仰の歴史を物語る貴重な寺宝です。

自然と調和した境内

境内は青い苔に覆われ、神秘的な雰囲気に包まれています。樹齢300年といわれる「神宮寺椿」や、苔むした石段など、自然と歴史が一体となった景観が魅力。静けさのなかで、ゆっくりと時間が流れます。

訪問前に確認したいこと

苔むした石段は滑りやすいことがあります。歩きやすい靴で、足元に注意して参拝しましょう。お寺の都合により不在の場合があるため、参拝や御朱印を希望する場合は事前に連絡しておくと安心です。

名称大嶽山 神宮寺(じんぐうじ)
所在地大分県国東市国東町横手
見どころ焼け仏8体・六所権現・神宮寺椿・苔の石段
電話0978-72-4066(不在の場合あり・事前連絡推奨)

※掲載内容は調査時点の情報です。拝観・参拝の時間、御朱印、大祭や行事の日程などは変わる場合がありますので、お出かけ前に各施設や国東市観光協会などで最新情報をご確認ください。

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