安国寺|国東半島・足利尊氏ゆかりの禅寺と春の藤棚

春になると見事な藤棚が境内を彩る寺院、それが大分県国東市国東町の安国寺(あんこくじ)です。足利尊氏ゆかりの禅寺として、歴史と自然の調和を感じられる場所として親しまれています。

目次

安国寺とは

安国寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、山号を太陽山といいます。足利尊氏が、南北朝の動乱で亡くなった人々の菩提を弔うため全国に建立を進めた「安国寺」のひとつで、応永元年(1394年)に、その最後・六十八番目の寺として建てられたと伝えられます。最盛期には七堂伽藍を構え、多くの末寺を擁する大寺でした。戦国期の兵火で伽藍を失いましたが、その後再建され、今に法灯を伝えています。

安国寺の藤棚。棚一面に咲き垂れる満開の藤の花
春に見頃を迎える安国寺の藤棚

春を告げる藤棚

安国寺といえば、境内に広がる藤棚です。春、棚一面に藤の花が咲き垂れる光景は見事で、淡い紫の花房と新緑が織りなす景色は、訪れる人に春の訪れを感じさせます。地域の人々にも遠方からの参拝者にも愛される、安国寺を象徴する風景です。

歴史と文化財

安国寺には、廃寺となった京都・山科の地蔵寺から移されたと伝わる足利尊氏坐像や地蔵菩薩立像など、ゆかりの文化財が伝えられています。禅宗の落ち着いたたたずまいのなかに、南北朝という激動の時代の記憶が静かに息づいています。

訪問前に確認したいこと

藤の見頃は年によって前後します。藤棚を目当てに訪れる場合は、開花状況を事前に確認しておくとよいでしょう。参拝の際は静かに、境内の自然と文化財を大切にしてください。

名称安国寺(あんこくじ)
宗派臨済宗妙心寺派
山号太陽山
所在地大分県国東市国東町
見どころ藤棚(春)・足利尊氏ゆかりの文化財
アクセス大分空港から車で約30分

※掲載内容は調査時点の情報です。拝観・参拝の時間、料金、行事や開帳の日程などは変わる場合がありますので、お出かけ前に各施設や国東市観光協会などで最新情報をご確認ください。

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