妙徳山泉福寺|国東半島の禅寺、重要文化財の仏殿と坐禅・写経体験

国東半島の禅寺として知られる、大分県国東市国東町横手の妙徳山泉福寺(みょうとくざん せんぷくじ)。茅葺き屋根の本堂が静かにたたずみ、坐禅や写経を通して心を整えられるお寺として親しまれています。

目次

泉福寺とは

泉福寺は曹洞宗の寺院で、本尊に釈迦牟尼如来をまつります。永和元年(1375年)、大友氏の一族・田原氏能が母の発願により、無著妙融(むちゃくみょうゆう)禅師を開山として創建したと伝えられます。戦国期に大半を焼失したのち、慶長十年(1605年)に細川忠興によって再興され、江戸時代には九州曹洞宗を代表する禅の道場として栄えました。

妙徳山泉福寺の茅葺き屋根の本堂(仏殿)と手前に並ぶ一対の石灯籠
茅葺き屋根が美しい泉福寺の仏殿

重要文化財の仏殿と開山堂

境内の仏殿と開山堂は、国の重要文化財に指定されています。仏殿は室町時代に建てられた禅宗様(ぜんしゅうよう)の建築で、全国的にも貴重な遺構として知られています。茅葺きの屋根がつくるやわらかな曲線と、簡素ながら格調高いたたずまいは、訪れる人に静かな時間をもたらします。夏には、放生池に淡水のクラゲが現れることでも話題になります。

坐禅・写経の体験

泉福寺では、ご住職の指導のもとで本格的な坐禅や写経を体験できます。坐禅で呼吸と姿勢を整え、写経で一字一字に心を向ける時間は、日々の慌ただしさから少し離れ、自分自身と向き合うひとときになります。仕上げた写経は本尊に奉納していただけます。

訪問前に確認したいこと

坐禅・写経の体験は、実施日時や受け入れ方法が決まっている場合があります。参加を希望する場合は、事前にお寺へ連絡し、内容や持ち物などを確認しておくと安心です。

名称妙徳山泉福寺(みょうとくざん せんぷくじ)
宗派曹洞宗
本尊釈迦牟尼如来
所在地大分県国東市国東町横手1913
文化財仏殿・開山堂(国指定重要文化財)
電話0978-72-2035
アクセス大分空港から車で約20分

※掲載内容は調査時点の情報です。拝観・参拝の時間、料金、体験の実施状況などは変わる場合がありますので、お出かけ前に各施設や国東市観光協会などで最新情報をご確認ください。

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