杉山瑠璃光寺|国東半島・六郷満山の古刹と夏に咲くサルスベリ

国東半島の山あいに、千三百年の歴史を受け継ぐ古刹があります。大分県国東市安岐町の杉山瑠璃光寺(すぎやま るりこうじ)です。六郷満山(ろくごうまんざん)と呼ばれる山岳仏教文化のなかで育まれてきたお寺で、夏に咲くサルスベリや、住職による親しみやすい法話でも知られています。

目次

瑠璃光寺とは

瑠璃光寺は天台宗の寺院で、本尊として薬師如来をまつります。宇佐神宮六郷満山霊場の第三十番札所にあたり、国東半島に広がる六郷満山の信仰の歴史を今に伝える一山です。境内には平安時代の作と伝わる仏像や、地獄・極楽を描いた曼荼羅など、貴重な文化財が伝えられています。

杉山瑠璃光寺の本堂。扁額が掲げられ、石灯籠の立つ静かな境内
緑に包まれた瑠璃光寺の本堂

見どころ

夏になると、境内では樹齢六百年を超えるといわれるサルスベリが花を咲かせ、古い堂宇と調和した景色をつくります。また、住職が地獄・極楽の絵図を用いて語る法話は分かりやすく親しみやすいと評判で、県内外から訪れる人も少なくありません。静かな山里にあって、歴史と自然、そして人の語りが響き合う場所です。

国東半島・六郷満山のなかで

国東半島は、宇佐神宮の信仰と天台仏教が結びついて生まれた「六郷満山」の文化が色濃く残る地域です。半島全体に古寺や石仏、磨崖仏が点在し、瑠璃光寺もそのひとつとして信仰を集めてきました。周辺には他の札所や見どころも多く、半島をめぐる旅の一立ち寄り先としても親しまれています。

訪問前に確認したいこと

山あいの静かな寺院です。参拝の際は静粛を心がけ、文化財や自然環境を大切にし、ごみは持ち帰りましょう。拝観の受付時間や法話の実施状況は事前に確認しておくと安心です。

名称杉山瑠璃光寺(すぎやま るりこうじ)
宗派天台宗
所在地大分県国東市安岐町糸永1339
札所宇佐神宮六郷満山霊場 第30番札所
電話0978-65-0528
アクセス大分空港から車で約20分

※掲載内容は調査時点の情報です。拝観・参拝の時間、料金、体験の実施状況などは変わる場合がありますので、お出かけ前に各施設や国東市観光協会などで最新情報をご確認ください。

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